山王学院
小学生・中学生
愛知県で複数の校舎を展開し、多彩なコースで小学生から高校生までの一貫指導を行う『山王学院』さんへお伺いしました。 “受験を通じて、自ら目標を立て、自ら取り組み、自ら目標を達成してほしい”という創立以来の指導理念のもと難関校合格へ熱くひたむきな指導を行い、教育改革に対応するコース設計や学習指導のICT化を進める『山王学院』さんに、ミルクラスを導入されたきっかけや現在の利用法についてお話いただきました。
ミルクラス導入のきっかけを教えてください。
 2020年春の緊急事態宣言で生徒が自宅で学習を進めざるをえなくなったとき、映像配信やオンラインでの学習状況確認ツールなどを急ピッチで整えました。ところが、配信した映像を視聴したのかどうかは確認ができず、授業後の確認テストも生徒に受けたかどうかを自己申告させるだけでしたので、質の高い学習指導を提供することができませんでした。これらの課題を1つのシステムで解決できるものを探していたところミルクラスに出会いました。  ちょうど夏期講習が迫っていた時期で、休校期間の遅れを夏に取り戻すために学習量を増やさなくてはいけないということもありミルクラスの導入を決めました。
具体的に導入の決め手になったポイントはどんなところでしょうか。
 ミルクラス導入を決めたポイントは4つでした。  まず1つ目は、『受講状況の管理が正確にできること』です。特に、配信動画の視聴時間が把握できるのは大きなメリットと感じました。 2つ目は『確認テストをカスタマイズできること』です。正誤問題や四択問題などの回答形式が選べて採点まで自動で行えるので、他社製品との比較で大きな差になりました。 3つ目は『大容量であること』、4つ目は『コース設計を自由にできること』です。  人数を拡大して全学年の生徒を対象にしても安定的に使用できるシステムなので現在も安心して運用できています。
現在、ミルクラスでどのような使い方をされていますか。
 ミルクラスでの確認テスト実施など最も利用しているのは中学3年生の本科コースです。導入初年度も中学3年生の夏期講習から活用し多くの生徒が成績を伸ばせたので、2年目となる今年はさらに活用の場面を増やしています。  まず、授業の前に配信した『予習動画』を視聴するよう指示しています。この動画は1本20分程度のもので、実際の授業担当が作成に携わっています。授業では動画の視聴を前提として発展的な内容を取り扱い、授業後は課題を済ませたあとにミルクラスでの確認テストを合格するまで受けるという流れとしています。  この流れは9月以降の入試特訓講座でも基本的に同じで、授業の翌日に復習動画の視聴と確認テストを組み合わせることで早期に復習する学習サイクルを構築しています。  また、山王学院は通っていただいている生徒の学力層が高く(なんと生徒の3分の1が学年順位上位1割に入っているそうです!)、先取り授業を主体としていますので、中学3年生の秋には数学の未習範囲を予習動画として配信することでカリキュラム終了を1ヶ月ほど早めることができました。  このようなミルクラスの活用もあり、中学3年生の夏期講習以降の学習を大きくバージョンアップさせることができ、成績向上と志望校合格へ繋がっていると感じています。
中学3年生以外の学年ではどのような使い方をされていますか。
 本科コース(小学部:小4~小6、中学部:中1~中3)では全学年でミルクラスを利用しています。小学生には理科と社会、中学1・2年生には英語の映像配信を行っています。  特に、中学1年生は英語の学習指導要領変更で学習内容が大幅に変化しました。昨年同様の授業時間数では指導しきれず、ミルクラスで本文や重要単語の解説動画視聴を組み合わせています。  また、中学1・2年生には学校の定期テスト前に範囲に合わせた確認テストをミルクラスで配信しています。校舎では英語と数学に多くの指導時間を割いているので、理科と社会は家庭での学習時間を確保することでバランスよく指導ができています。
実際にご利用いただいている方のご様子や感想を教えてください。
 中学3年生の夏期講習は2年目なので、事前に生徒たちにこのシステムを活用することが成績向上そして志望校合格に繋がるということを繰り返し説明しました。これにより、昨年よりも予習動画や確認テストの実施率が高くなりました。今年ももうすぐ秋の模試結果が出るので、どのくらい成績向上しているか楽しみです。  また、生徒に向けては予習動画の視聴状況や学習時間を一覧化して掲示しています。オンライン上のシステムであっても、生徒に向けてはアナログな発信を織り交ぜていくことや具体的な声掛けが効果的だと感じています。  小学生にも模試の前に確認テストやフォロー動画を配信しています。中学生より受講率が低くなるのではないかと心配していましたが、保護者の方へメールを送ることで中学生よりも受講率が良くなりました。ご家庭との連携という意味でも、これから活用の場面を増やせるのではないかと考えています。
 教育のICT化が急速に進むとともに、教室での対面指導の価値を今まで以上に感じることとなったこの1年。『山王学院』さんでは、講師の熱い指導にミルクラスで更なる付加価値を加えて高品質な学習指導が提供されていました。ミルクラスをフル活用した中学3年生、来春の合格実績を弊社サポートスタッフも楽しみにしております!
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